どのようなビジネスでもデメリットの存在しないビジネスは無いと思います。

ネットワークビジネスも、もちろんデメリットはいくつか挙げられます。

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ではネットワークビジネスのデメリットっていったいどんなものか、具体的に解説しましょう。

口コミ出来る人脈に限りがある

ネットワークビジネスを始めると、一番初めに勧誘をするのは、友人、知人など自分の身近な人ですよね。

しかし、いくら自分が良いと思った製品でも、それを買うように勧められる相手がたくさんいるという方がどれだけいるか?という事です。

 

もちろんたくさんの人脈をお持ちの方もいらっしゃるので、口コミだけでも成功する方がいらっしゃるわけです。

しかしその反面、ネットワークビジネスに参加すると多くの人が耳にするであろう「まずは100人の知り合いをリストアップしましょう」という言葉を聞いて、すぐに100人のリストを作れる人は、そう多くはないと思います。

 

友人知人だけでは、思った以上に早めに人脈の限界が来る、というのは一つのデメリットでしょう。

もちろん、友人知人以外の人、特に今現在自分がつながりを持ってない人に口コミ出来る手段を考えることが出来れば、このデメリットはなくすことが出来るでしょう。

ネットワークビジネスと聞いただけで拒否反応をする人がいる

 

ネットワークビジネスと聞いただけで、拒否反応をする人が結構います。

そういう人たちが口をそろえて言う言葉は「ねずみ講」「悪徳マルチ商法」「怪しいビジネス」というような言葉です。

これは過去、ネットワークビジネスに取り組んできた人達の法律に対する意識や、悪徳業者がネットワークビジネスのマーケティング手法の素晴らしさを真似て、金儲けに特化した詐欺的ビジネスを展開したため、ネットワークビジネスが悪いビジネスなんだと誤解したイメージを持つ人が増えてしまった時期がありました。

 

悪徳業者の代表的な例としては、製品は見せかけ程度で、実際は、会員を増やし登録料や管理料と称してお金を集めることが目的なので、ある程度のところまで行くと破たんするような詐欺商法です。

そんな詐欺的手法の中でも、払った代金に見合う製品が流通しないで、お金だけの流通を目的とするものを「ねずみ講」と言います。

 

また通常では数千円で市販されているような製品を、あたかも高級品であると誤認させ、数十万という法外な値段で組織内に流通させ、報酬として数万円を支払っていた、しかし、そのうち実態がバレ、会社は閉鎖、悪徳マルチ商法事件として取り上げられるなど、ネットワークビジネスのシステムが優れているからとそのシステムの表面だけを真似た悪徳業者と混同され、ネットワークビジネスの評判は落ちた時期があったのです。

 

ネットワークビジネスのディストリビューターにも問題がある方が少なからずいた時期があります。

法的な意識が低い人、あるいは自らの金儲けのため、確信犯で法律に違反していた一部の人達です。

現在の法律ではネットワークビジネスは、セミナーやABCに誘って勧誘をする前に、ネットワークビジネスであること、扱っている商品が何で、どの程度の経費が掛かるのか、説明をしなければいけないと定められています。

しかし、「今週の週末空いてる?ちょっとだけ付き合ってくれない?」と目的を隠して友人を連れ出し、行ってみたらネットワークビジネスのセミナーだった、しかも契約しないと帰してくれなそうで困ったというような目に逢ってしまったり。

ママ友たちでホームパーティーを開き、絶対に良い製品だから付き合いで買ってよ!などと、購入しないとなんとなく自分だけ仲間外れになるような雰囲気を作り、半ば強引に製品を購入させる。

 

もっと強引な手口もあったようですが、儲けたいという意識ばかりが先行し、法的意識が低い人や、悪いとわかっていても金儲けのためにやる確信犯がいたため、ネットワークビジネスは悪いビジネスだというイメージがなおさら広がっていったのです。

 

現在ではそうした方たちは業界として排除すべく、会社側の教育も徹底されるようになり、ちょっとでも違反行為をしている人は除名になるなど、以前と比べトラブルも激減しています。

最近ではネットワークビジネスに悪いイメージを持たない人の割合も増えているようですが、一旦悪いイメージが付くと、それを払しょくするのは大変なもので、まだある程度の人たちが、ネットワークビジネス=悪いビジネスというイメージを持っているのもネットワークビジネスのデメリットの一つでしょう。<

労働報酬ではないので、働いた時間に対して即報酬にはならない

ネットワークビジネスは、アルバイトや内職などと大きく違う点が、あくまでも報酬を得るという点では事業であるという事です。

会社の社員になるわけでも、臨時雇いでもありません。

パートやアルバイトなら、働いた日から報酬が発生しますよね。

時給なら働いた時間分の給料が約束されます。

内職だってやったらやった分だけの報酬がもらえます。

 

しかしネットワークビジネスは、あなたがまる一日を費やして、お友達と話をしようと、一泊でセミナーに出ようと、それだけでは報酬をもらう事はできません。

自分の紹介で、誰かに製品を購入してもらって始めて報酬が発生します。

気軽に参加できるので、簡単に即金が稼げるとイメージされる方もいるようですが、自分の紹介で製品の購入をしてくれる人がいて、初めて報酬が発生するという事を忘れないようにしましょう。

即金が欲しい人にとっては、働いた時間に対して報酬が発生するわけでは無いというのはネットワークビジネスのデメリットと言えるかも知れません。

ネットワークビジネスのメリットとは