悠々自適とまでは行かなくとも、老後の蓄えも多少あるし
退職金もらってあとは毎月年金もらって、
楽しく暮らそう!
そう思っていた人が、老後破産・・・
最近は老後破産と言う言葉は耳にしていたが
まさか自分がという人が増えています。
老後破産はもともとお金に余裕がなかった人の
問題かと言えば、実はある程度計画的に暮らしてきた
中流家庭に当たり前に起きる問題なのです。
老後破産に陥る原因
老後破産に陥る主な原因は、ローンにあります。
今は買い物はクレジットカード、家も車もローンで
購入できますよね。
車やクレジットカードの買い物は当然定年前になど
計画的に考えていらっしゃると思います。
住宅ローンも当然計画的に考えていらっしゃると
思いますが、住宅ローンは30年前後と長い期間
払う事も多いので、将来の昇給など見越して組んだり
ボーナスも現状のレベルでどれくらいなら大丈夫か?
定年まで払ってもまだ10年近くローンが残る場合も
子供が将来住んで引き継いでくれるだろうなど
しかし実際は、現役時代も年収アップが無かったり
ボーナスが以前のレベルより減ったりと言う予期せぬ
減収で、ローンをさらに長期で組みなおしたり
定年になって、毎月の報酬が減り、いよいよ子供が
一緒に住んでくれるかと思っていたら、あてが外れ
残りの住宅ローンの支払いが困難になる・・・
普通に頑張ってきた中流家庭のサラリーマンに
こうした事が普通に起きる時代になってしまったのです。
生活レベルを下げれば老後破産は防げるか?
老後破産のもう一つの要因として
収入が減ったのに、老後の生活設計が出来ず
現役時代の生活習慣のまま支出をして
出て行くお金をセーブできない
という場合もあります。
ではどれくらい支出を抑えれば良いのか?
ある調査では、老後を一人で暮らした場合
平均的な月の支出は15万6千円
夫婦二人の場合は22万円と言う数字が
出ています。
これに対して一般的な年金額は
国民年金が5万数千円
厚生年金で男性が16万程度
女性が10万円程度です。
そうすると年金だけで赤字にならず
生活できるレベルは
生年金をもらっている男性の一人暮らし、
もしくは 夫婦で別々に厚生年金をもらえる人
だけになります。
それ以外の人たちは、毎月確実に
赤字になるのです。
しかもその年金支給基準はまだまだ
下がる可能性がありますし
支給開始年齢も現状以上に先送りに
なる可能性もあるのです!
老後破産にならないための対策は!
まずは早い段階から預金や投資などにより
資産を築いておくことです。
一か月に必要な支出金額から考えると
老後に必要になる金額は一千万や二千万では
足りそうもないですね。
住宅や車のローンを支払い、たまには家族旅行だって
行きますよね。
そんな中でそれだけの資産を残せる人は
そう多くはないと思います。
でもまだ解決策はあります!
収入が足りなければ、収入を増やす
預金するほど収入が無ければ、本業以外で収入を
得る方法を考え、今まで以上に稼いだ分で
預金や投資を考えればいいわけです。
定年後に稼げばいいと思うかも知れませんが
そうすると、比較的労働収入に頼らざるを得なくなり
体がだんだんと動かなくなるとともに不安も増すでしょう。
私がお勧めするのは、早い段階での起業です。
起業と言っても資本金が必要なモノ、知識が必要なモノから
資本もおこずかい程度で起業でき、初心者でも勉強しながら
稼ぐことが出来るようになる低リスクの起業方法もあります。
低資本でしかもサラリーマンなど本業を持っている間に
起業しようと思ったら、インターネットを利用した
ビジネスが手軽に起業できるでしょう。
この時注意したいのは、早い段階で努力さえしておけば
老後は比較的楽に必要な報酬が稼ぎ続けられるような
ビジネスモデルを探すことです。
定年前に築いた副収入で資産を形成し
さらに定年後もその収入が楽に入り続けてくれれば
老後破産の不安を味わう事も無いでしょう。